2007年03月04日

2月27日(1)

■起床〜朝食〜ホテル出発

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 5時半に起床。私の旅行の朝は早い。それはそうだ、一人旅のうえに気弱なのでナイトライフを満喫するなんて、もってのほかだからである。

 朝食は6時半からなので、暇つぶしにテレビでも観ようとスイッチをつけると、昨日と同じ有様。ただ、本体のチャンネルを下げるスイッチを押し続けていると、故障しているボタンの効果と相殺されて正常に画面が表示されることに気付いた。というわけで、片手で本体のボタン、もう片手でリモコンのチャンネルスイッチ、を夫々押すというマヌケな体勢で各局を見る。

 ビックリしたのは、「LIVE!」というロゴが画面端に表示されている、おそらくは通販番組を主体とした局。そこでは、朝6時まで延々と、(日本で言うところの)ダイヤルQ2のアダルトチャンネルの宣伝をやっていた。一般家庭で普通に見られる局なのかどうかは分からないが(そうではないだろうな)、女の人の裸やら(さすがに局部は映っていないが、それ以外は映し放題)、色っぽく電話番号を読み上げる声やら、これ大丈夫なのかなと思った。そういえば、イタリアに旅行したときも、こんな感じの局があったような。

 6時半になり、朝食のため1階(ドイツではEGと言う。日本で言う2階から1Fとしてカウントが始まる)へ。当然の如くビュッフェ形式(要するに、食べ放題)。内容は、パン、ハム、ソーセージ、チーズ、ゆで卵、シリアル、飲料、といった具合。起床後1時間近く何も食べていなかったので、空腹に任せて山のように食べてしまう。近くに居合わせたドイツ人観光客が「朝から何を山のように食べているのか、っていうかお前欠食児童かよ」的な眼でこちらをチラ見した(そういえば最近「欠食児童」っていう言葉使わないね)。是非とも放っておいていただきたい。朝食後、手荷物をまとめ、ホテルのフロントに「テレビが故障しているので何とかしてくれ」と英語で言った後、ICEに乗るため中央駅へ。今日は、ゲッチンゲンに行く。

■中央駅〜列車:ICE972〜ゲッチンゲン駅

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 7時18分発のICE972号に乗車するため、6時50分頃に中央駅へ。DB(ドイツ鉄道)窓口で席の指定をしてもらう。3.5E也。自分はジャーマンレイルパスを持っているので、席の指定を受けなくても、また格別のチケットを買うことなく、乗車して空席に座ることもできる(ただ、そこの席を予約している客が来たときに席を明渡せばよい)。しかし、他の予約客が来たときに逐一移動するのも面倒なので、やはり指定を受けることに。

 ちなみに、予約がなされている座席にはその区間とともに表示が為されることになっているが、これはあくまでその列車が始発駅を出るまでのものを示すだけなので、それ以降に為された予約は表示されない。だから、私が中央駅でした予約は、反映されていない。

 時間が時間なので、中央駅に停車する列車からは続々と通勤客が降りてくる。おかげで、列車の中はそこら中が空席になっている。正直、これなら指定は必要なかったかな、と少しだけ思うわけだが。

 指定されたのは、6席ほどのコンパートメントの一角。2等席だが、乗り心地は新幹線の普通席と同じようなものと思ってよい。またICではなくIC「E」であるためか、座席にはラジオがついている。ただ、ヘッドホンを差し込む形式になっているのだが、ヘッドホンは席にはついていない。自分はiPodのヘッドホンを流用したのだが、他の客は乗務員に申出て借りるなどしているのだろうか。とりあえずスイッチを入れてみるが、放送はすべてドイツ語。東京FMで朝やっているような雰囲気の番組もやっているが、どういう小粋なお喋りをしているのかはよく分からない。坂上みきのディア・フレンズみたいな内容なんだろうな、と勝手に推測。

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 列車は、ハーナウ、フルダ、カッセル、ヒルデスハイム、ブラウンシュヴァイクを経てゲッチンゲンへ向かう。全般的に速いには速いが、そこまでの速度が出ているという印象はない。ちょっとした特急列車くらいの速度は出ている。が、新幹線よりは見劣りするような気がする。これがICE-Sprinterだとまた違って来るのかもしれない。

 この日も天候は基本的に曇り。車窓の上半分は良くて白、悪くてねずみ色。ただ、そこはさすがドイツで、フルダを超えた辺りから眼を奪われるような景色が立て続けに登場する。見渡す限りの広大が草原があって、その真ん中に村があり、更にその中心に教会が構えているといった、ファンタジーや宮崎駿のような風景。多分、RPGのマップに対して全く現実感を持てないのは、こうした村・集落とその外側が明確に分節された風景を、身近に経験していないからなのだと思う。思わず写真に撮りたくなってしまうが、デジカメのスイッチを入れてシャッターを切るまでの間に流れてしまうか。もしくはもっと手前にある木々が邪魔になる。ごめんICE、そんなに速くないなんて言って悪かったよ、お前大したもんだよ、だから速度落として

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 そんなこんなで、6人分のコンパートメントを一人占めしたまま、午前9時過ぎにゲッチンゲン駅着。駅構内にはキオスクやファーストフード店が10件ほど入っている。中にはバーガーキングもある(ドイツはバーガーキングが本当に多い)。そのなかの1件で、ブラートブルストを2個食う。朝食結構食べたんだけどね。せっかくだからドイツにいる間にソーセージを食っておこう、という本能が働いている。

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■ゲッチンゲン市街観光

 駅を出ると、大学生くらいの若い人達が北の方角に群れをなして歩いていく。多分、そちらに向かうと大学があるからだろう。後述するように、大学に行くのも一つの目的だが、ひとまずそれは後回しにして街の中心部を歩いておく。フランクフルトとは違った、こじんまりとしているが整然とした街。建て替えをしているものもあるだろうが、古風な雰囲気の町並みを大切に保存している、という感じがする。また少なくとも中心部に関する限り、建物の高さも(教会を除けば)せいぜい5階建てくらい。

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 そんな中に、またしても《NORDSEE》がある。しかも至近距離に2件。思わず入って、フィッシュ&チップスを食べてしまう。ドイツに来てフィッシュ&チップスを食う理由もないのだが、それにしても、かつてイギリスで食べたどんなフィッシュ&チップスよりも美味いのは、やはり両国の料理に関する才能の差を意味しているのだろうか。

 大学街であるためか、そこかしこで書店を見かける。専門書を扱っているという触れ込みの書店に入るが、品揃えじたいは昨日のHugendubelとさほど変わらないような気がする。他方、普通の書店では、大した規模でなくとも、Mangaが置いてある。ゲッチンゲンに来てもNARUTO。
posted by Ho_Renomo at 00:00 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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