2007年02月01日

ドイツにおけるマンガ(1):何が「輸出」されているのか?

 旅行中最も驚かされたのは、ドイツにおけるManga(周知のことだろうが、日本のマンガを現地ではこのように言う)の浸透度である。欧米で日本のマンガやアニメが人気だという話は既に有名だし、以前の旅行でもイタリアで現地語訳された日本のマンガを買いあさった記憶がある。が、そんな筆者にとっても、ドイツにおける浸透度は「異常」としかいえない。あの国どうかしてるぜ、マジで。

 というわけで、独立のカテゴリを設けて、筆者が見聞きした限りでのドイツのManga事情らしきものを紹介しておきたい。あくまで、一つの切片にすぎないけれども。

 まず、端的に、どのくらい/どういうマンガが翻訳・出版されているのか。端的に言って、何でも訳されている。それはもはや「垂れ流し」と言ってもよい。「何でこんなものまで翻訳するんだよ」と言いたくなるような品揃えである。以下、筆者が現物を見かけたものを列挙してみる(あくまで一例として!):

ドラゴンボール、NARUTO、ワンピース、HUNTER×HUNTER、DEATH NOTE、クロマティ高校、コナン、MAR、NANA、CLAMP学園探偵団、まほろまてぃっく、ヘルシング、ローゼンメイデン、一騎当千、苺ましまろ、ゆびさきミルクティー、エマ、GUNSLINGER GIRL、ふたりエッチ、ベルセルク、フルメタル・パニック、ふしぎ遊戯

 また、現物は確認しなかったが、購入したマンガの巻末に掲載されているリストにも、例えば以下のような気になる作品の名前があった

フルメタル・パニック、KIRARA、ヘルシング(アニメコミック版)、天上天下、藍より青し、xxxHOLiC

 …という状況である。このほか、筆者は具体的に作品名を知らないが、少女マンガも大量に翻訳されていた。上記のリストからも分かってもらえるとは思うが、特定のジャンルや媒体、傾向の作品が特に訳されているわけではなく、日本である程度名の通っている作品は(というか「通好み」の作品までもが)、かなりの率で翻訳されている。

 ちなみに、DEATH NOTEは4巻までしか訳されていないが、まほろまてぃっくは全巻訳されている。藍青も全巻訳されている。苺ましまろは(惜しいことに?)まだ1巻しか訳されていないようだ。

 なお、以下に現地でMangaを出版している代表的な企業のサイトへのリンクを張っておく。それらに掲載された刊行物リストを見ると、本記事に紹介されていない驚くべき「現状」が分かるだろう。

 ・PaniniComics.de
 ・TOKYOPOP
 ・Egmont:MangaNet
posted by Ho_Renomo at 00:00 | TrackBack(0) | ドイツにおけるマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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